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岐阜県警は31日、酒気帯び状態で車を運転し人身事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、下呂署地域課警部補の浦部貴宏容疑者(45)=岐阜県下呂市森=を逮捕した。
逮捕容疑は31日午前9時20分ごろ、下呂市の市道で酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転、軽トラックと衝突し、岐阜県高山市の会社員の男性(59)に軽傷を負わせた疑い。「前夜の寝酒が残っていたのは分かっていたが運転してしまった」と容疑を認めているという。
県警監察課によると、現場は片側1車線のセンターラインのあるカーブ。浦部容疑者が対向車線にはみ出し衝突した。
浦部容疑者は下呂温泉交番に勤務。自宅のある警察官舎から下呂署に出勤中で、寝坊で遅刻していたという。通報を受けた署員が現場で呼気検査を実施、基準値以上のアルコールが検出された。
加藤雅之首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは遺憾。関係者と県民におわびし、事実関係を捜査の上で厳正に対処する」と話した。
ソース・産経WEST
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