17/01/30 13:49:19.86 CAP_USER9.net
政府が、平和条約締結を含むロシアとの交渉に当たる外務省の布陣を刷新した。
原田親仁(はらだちかひと)・日ロ関係担当政府代表が近く退任し、代わりに秋葉剛男外務審議官がトップを担当。
早速二月一日にモスクワで、北方四島での「共同経済活動」実現に向けた初めての協議に臨む。
欧州局長とロシア課長も一月中旬に交代した。領土問題の進展に向け、交渉を仕切り直す狙いがありそうだ。
原田氏は欧州局長や駐ロシア大使を歴任した対ロ外交の専門家。
二〇一六年一月から政府代表として領土交渉を重ねてきたが八月以降は協議が停滞し、
十二月の日ロ首脳会談でも具体的進展につながらなかった。
原田氏は北方領土の日本への帰属確認を重視する立場で、
対ロ経済協力を優先させる安倍晋三首相とは距離があったとされ、
「不十分だった成果の責任を背負わされる形になった」(政府関係者)との見方がある。
秋葉氏は日常的に官邸に出入りしており「首相の信任が厚い」(同)との評価。
国際法に精通しているため、政府内では共同経済活動の法的枠組みの交渉に適任とみられている。
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