17/01/15 06:30:13.91 CAP_USER9.net
京・築地市場の移転先となる豊洲市場の第９回地下水モニタリング調査の最終結果が１４日、発表され、
検出されないことが環境基準の猛毒の有害物質「シアン」が初めて検出された。
環境基準の７９倍のベンゼン、同３・８倍のヒ素も検出され、豊洲移転は、危機的状況に陥った。
土壌汚染対策を検討する「専門家会議」は今回の数値を暫定扱いとし、３月までに再調査すると明言したが、
次回も同様の結果が出た場合、豊洲移転は白紙となる可能性もある。
築地改修計画並行も 豊洲市場の地下水から環境基準値を大幅に超えたベンゼンやシアンなどが検出された。小池氏の判断に大きな影響を与えるだろう。
昨年８月、小池氏は豊洲市場への移転延期を決断。周辺によると、もともと移転中止まで視野に入れた延期の判断だった。
小池氏が徹底的な事実関係の究明を指示したことで「盛り土」問題などが判明したが、今回の検査結果を受け、より難しい局面に突入したことは間違いない。
小池氏を支える有識者や専門家の間でも、移転の可否についての意見は分かれている。経営学的、合理的に考えれば、早期の移転。
だが、多額の税金を支出する公営市場では、安全性が最優先で求められる。
それには市場の規模も大きく年単位の時間が必要となる。
移転中止に備え、築地の改修計画も並行して進めており、リスク管理はできている。
だが、すでに６０００億円以上もの費用がかかっていることから「進むも地獄、退くも地獄の状態」（周辺）。
築地を改修する場合、残った豊洲市場をどうするのか。課題は山積している。（都政取材班）
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2017年1月15日 6時5分 スポーツ報知