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2016年12月21日、参考消息網によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は南シナ海の石油を中国と共有したいとの意向を示した。
フィリピンのドゥテルテ大統領は19日、南シナ海問題で中国と戦争はしたくないと改めて表明。フィリピンが権益を主張する海域での「石油開発ができればそれで十分だ」と発言した。南シナ海問題をめぐり悪化した対中関係を改善させる姿勢を強調している。
また、ロレンザーナ国防相は20日、中国から1400万ドル(約16億4000万円)相当の小型武器、小型艇が無償提供されると発表した。19日に中国側から提案されたもので、ドゥテルテ大統領が推進する麻薬撲滅・反テロの戦いに用いられるという。
中国はさらに多くの兵器を提供すべく5億ドル(約587億円)の長期融資を供与すると提案している。
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