16/12/14 18:31:19.75 CAP_USER9.net
安倍首相をどう評価するか。タフネゴシエーターか、よきパートナーか?
プーチン 私の印象では、安倍首相は第一に(政治家として)立派なプロフェッショナルだ。
これは明らかなことだ。疑問の余地なく、自分の国をとても愛しており、その国益を守ることを目指している。
非常に実務的にそれを実現するためにアプローチしている。
非常に信頼できるしっかりしたパートナーで、具体的で大変重要なものごとについて合意できる人物だ。
私は、そうした理解に基づき、これからも彼との関係を築いていくつもりだ。その中には、両国の協力関係における最も厳しく、
重要な問題も含まれている。
―日露関係のしめくくりに、一つ聞きたい。ロシアに有名なことわざがある。「静かに行くほど遠くに行く」と。
遠くに行くことを日本とロシアの関係の強化発展とするなら、前段はどういうことを想定しているのか?
プーチン このことわざは、なにか重要なことを決める際には、急いではならないという意味だ。慎重に急がずにやれば、
最良の結果、最高の質を得ることができる。これは、目的を追求する際にさぼった方がいいと言っているわけではない。
目的を追求しているようなふりをしろと言っているのでもない。拙速を避けて、良質の仕事をしなさいということだ。
―年次教書演説では、「我々には世界の安全保障と安定を確保する共通の責任がある」と述べている。
どのような協力をする用意があるのか?
我々は、はっきり知っているのだが、アメリカの企業は日本企業と同様にロシアの石油・ガスの分野での協力に大きな興味を示している。
これは、世界のエネルギー市場にとって、大きな意義を有しており、世界経済全体に直接影響する。
また、地域紛争の解決においても両国は、非常に多くのことをなしうるし、
宇宙開発分野でも平和目的での協力を続けることができるはずだ。ちなみに、日本も国際宇宙ステーションの枠内で、
有人宇宙飛行において、かなり活発に活動している。我々には、ほかにも多くの分野があり、
いずれも、両国の利益になると確信している。
必要なのは、善意だけであり、お互いの利益を考慮しつつ実際の作業に移らなければならない。私の考えでは、
これが必須の条件であって、次期大統領はまさにこうした協力への用意がある。
実際にどういうことになるかは、我々はいまのところわからない。彼の正式な就任と新政権の発足を待たなければならない。
我々は、よく承知しているが、近年、露米関係の発展に対し、懐疑的あるいは警戒感を持って見る人間が少なからず現れた。
しかし、両国の深くかつ根本的な利益のために、関係正常化が必要だ。
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