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子への性犯罪、再犯防ぐには 容疑者「この癖ばかりは」
朝日新聞デジタル?12/8(木) 8:27配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
繰り返される性犯罪から子どもをどう守るのか。神奈川県平塚市の保育所で子どもの裸の写真を撮ったなどとして11月に逮捕された元保育士の男は、6年前にも幼児に対する強制わいせつ罪で実刑判決を受けていた。過去の再犯事件を受け、関係機関の情報共有が進められてきたが、なお不完全だ。
「この癖ばかりは直らないというか。自分でもわかっているけど、駄目なんです」。平塚市の認可外保育所「ちびっこBOY」で働いていた角田(つのだ)悠輔容疑者(34)=乳児に対する傷害致死罪などで起訴=は逮捕前の今年5月、朝日新聞記者に過去の性犯罪について問われ、そう声を詰まらせた。
角田容疑者は2010年11月、幼児に対する強制わいせつ罪で懲役3年の実刑判決を受けた。出所後も「性犯罪者に対する治療やカウンセリングを受けていた」と話したが、ちびっこBOYやその後に勤めた横浜市内の保育施設でも、預かっている子どもを裸にして画像を撮るなどした疑いがもたれている。県警によると、角田容疑者は傷害致死罪について否認し、横浜市の保育施設の事件については「弁護士に相談してから話す」などと話しているという。
児童福祉法により、刑期を終えた後は2年間、保育士の資格を取り消されるはずで、ちびっこBOYで働くことは本来はできなかった。しかし、登録先の神奈川県は、判決を把握していなかった。