16/11/20 16:24:29.15 CAP_USER9.net
◆世界の右傾化を支える「ポリコレ棒」とは何か
トランプが大統領選に勝って以来、ネットでは「ポリコレ棒」という単語をよく見るようになった。
トランプ勝利の要因のひとつとして「アメリカ人のポリティカルコネクトレス(以下、PC)疲れ」ということが言われ、それに対応する形で、ごく一部の反PC勢が使っていた言葉が、広く伝わるようになったようだ。
まず、簡単に「PCとはなにか」ということを説明すると、表現の上で差別や偏見が含まれないようにするという話で、日本人で一番わかりやすいたとえは、かつて「看護婦」と言われていた職業が「看護師」になったことであろう。
女性を表す「婦」という言葉を、性別の意味を含まない「師」という言葉に変えることにより「看護は女性の職業・役割」という偏見を排除したのである。
ではそれによる「疲れ」とはなにか。
それはPCが表現上の配慮という側面を大きく踏み越え、「正しいこと・正義」という風合いを帯びることにより、あらゆる表現に対して「PC警察」とでも言うべき人たちが現れ始めたことにある。
特に、誰もが発言できるSNSなどで、PCに反する人間を叩くことで、新たなフォロワーや読者を呼び込むような人も出てきている。
彼らの暴走が、多くの人たちを呆れさせている。
アメリカで保守系の人間が盛んに喧伝しているのが「PCのせいで、メリークリスマスが言えなくなった」ということである。
日本ではすっかりケーキ食べて、ターキーではなくフライドチキンを食べて、男女がセックスする行事になって久