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【モスクワ=遠藤良介】ロシア連邦捜査委員会は15日、巨額収賄の容疑でウリュカエフ経済発展相の身柄を拘束し、
捜査に乗り出したと発表した。ウリュカエフ氏は、安倍晋三首相が打ち出した8項目の対ロシア経済協力提案に関する
ロシア側のとりまとめ役を務めている。12月15日に予定されるプーチン露大統領の訪日を前に、
日露関係への影響は避けられない情勢だ。
捜査委員会によると、ウリュカエフ氏は、国営石油会社ロスネフチによる中堅石油会社バシネフチの資産取得に絡み、
ロスネフチに好都合な案件評価を行う見返りに200万ドル(約2億1300万円)を受け取った疑い。ウリュカエフ氏は今月上旬、
ロシアを訪問した世耕弘成経済産業相と会談し、プーチン氏の訪日に向けた経済案件の調整を行ったばかりだった。
ロスネフチは10月、政府が保有するバシネフチの株式50%を3300億ルーブル(約5300億円)で取得。
バシネフチ株の放出は当初、「民営化」として計画されていたものの、結局、プーチン氏の最側近、
セチン氏の率いるロスネフチが取得することになった。
ウリュカエフ氏の拘束について、ペスコフ大統領報道官は「真剣な立証を要する重大なものだ」と露主要メディアにコメントした。
プーチン氏が事情を承知しているかについては明かしていない。
産経ニュース 2016.11.15 11:58
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