16/11/09 18:13:11.85 CAP_USER9.net
“冗談”発言で進退問題に発展した山本有二農水相(64)が、官製談合を主導し指名停止を受けた建設会社から
多額の献金を受けていたことが、週刊文春の取材でわかった。
この会社は高知市に本社を置くミタニ建設工業。高知県内トップクラスのゼネコンで、2012年10月、
公共工事を巡る官製談合を主導したとして摘発を受け、指名停止処分を受けた。
「この談合は、国交省四国地方整備局の歴代職員が、ミタニに入札情報を伝える形で長年行われてきた。
ミタニは県から14カ月、国から11カ月の指名停止処分、当時の社主も有罪判決を受け、情報を漏らしていた国交省職員7人は懲戒免職となった。
全国で初めて課徴金の割り増しが適用され、違約金、賠償金などの総額は約70億円に及ぶ一大談合事件となりました」(地元記者)
山本氏は、このミタニと近い関係にあり、「地元へ帰るたびに社主と会っていた時期もあったようです」(同前)
山本氏が代表だった「自民党高知県第三選挙区支部」(現在は第二選挙区支部)など関連政治団体の政治資金収支報告書の
過去20年分(1995年~2014年)を調べると、ミタニやその関連会社から、少なくとも690万円の献金を受けていた。
また、山本氏は高知市内に所有する二箇所の土地を、2010年6月にミタニの子会社・ミタニ観光に売却していたこともわかった。
山本氏の同年の所得等報告書には、約2022万円の長期譲渡所得が計上されており、売却益とみられる。
当時のミタニの社主は、週刊文春の取材に次のように回答した。
―ミタニ観光が山本大臣の土地の売買をした。
「そんなこと関係ありません。うん、知りません」
―売買の経緯は?
「昔のことで、今そんなこと書かれたら困るでしょうけんね。一切しゃべることないと思います」
山本氏の事務所は「山本は須崎市に自宅があり、高知市の物件を管理するのが困難だったので売却した。
談合疑惑については知らなかった」とし、売買に問題はないと回答した。
山本氏は、官製談合で指名停止となった別の建設会社役員から約220万円の政治献金を受けていたことが国会で追及され、
全額を返金する意向を表明している。山本氏がどのような説明責任を果たすのか、注目される。
<週刊文春2016年11月17日号『スクープ速報』より>
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