16/11/04 21:56:34.52 CAP_USER9.net
アメリカ合衆国の第45代大統領を決める選挙で、投票日がいよいよ2016年11月8日に迫ってきました。
世論調査では、民主党のヒラリー・クリントン候補が共和党のドナルド・トランプ候補をリードしてきましたが、
終盤に入ってトランプ候補の追い上げが報じられています。
その一方、SNSではトランプ候補がクリントン候補を圧倒している事実が調査会社によって明かされています。
フィンランドのヘルシンキに本拠を置く調査会社・ezyinsightsのレポートによると、大統領選全体にわたって、
トランプ氏のソーシャルメディア担当チームはクリントン氏のチームよりも優れた働きを見せていたそうです。
2016年2月から10月までの、トランプ氏とクリントン氏の、Facebookの投稿に対するエンゲージ(「いいね!」・コメント・シェア・写真表示)数が
ほぼ全期間でトランプ氏がクリントン氏を圧倒しています。
クリントン氏がトランプ氏を逆転しているポイントが1カ所ありますが、これは2度目の候補者討論会のときに、
クリントン陣営が投稿した以下の投稿のエンゲージ数が多かったため。
逆に言えば、この投稿を行ったとき以外はすべてトランプ氏が上回っているということです。
フォロワー数で見ても、トランプ陣営は1180万なのに対して、クリントン陣営は770万陣営と差があります。
トランプ陣営が優れていたのは映像を使った戦略だったとezyinsights。
Facebookでは、そのアルゴリズム上、映像への重み付けが大きく、トランプ陣営はそこをうまく活用できたということになります。
実際、投稿の数だけを比較すると、トランプ陣営が327件、クリントン陣営が302件で、そこまで大きく差はありませんでした。
しかし、2016年10月にクリントン陣営がFacebookで行ったライブストリーミング(生中継)の数は9日間で11件だったのに対して、
トランプ陣営は12日で33件の生中継を行いました。その結果、直近ではトランプ陣営は圧倒的なエンゲージメント数を稼ぎ出しています。
皮肉なこと」としてezyinsightsが指摘しているのは、クリントン陣営の方が総じて保守的な戦略をとったのに対して、
年配のトランプ陣営がより現代的・動的な手段を用いたところ。
URLリンク(gigazine.net)