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兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、角田美代子元被告＝自殺、当時（６４）＝の義理のいとこで、殺人や傷害致死など男女５人に対する
計１０の罪に問われた李正則被告（４２）＝１審神戸地裁で無期懲役＝の控訴審初公判が４日、大阪高裁（笹野明義裁判長）で開かれ、李被告側は１審同様、起訴内容の大半を否認した。
１審判決では起訴された事件すべてを有罪とし、首謀者とされた角田元被告との共謀も認定。「元被告に匹敵する重要な役割を積極的に果たした」
として、一連の事件で１審で有罪とされた７人のうち最も重い量刑となっていた。
１審判決によると平成１７～２３年、角田久芳さん＝当時（５１）＝に沖縄県のがけから飛び降り自殺を命じて死亡させたほか、
仲島茉莉子さん＝同（２６）＝を尼崎市のマンションの小屋に監禁して衰弱死させた。また、橋本次郎さん＝同（５３）＝を殺害し、遺体を岡山県の海中に遺棄するなどした。
産経ニュースWEST（2016.11.4 14:13）
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