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東京電力社員が労災を申請 賠償業務を担当し、過労でうつ病発症
11/01 04:53
福島第1原発事故の賠償業務を担当していた東京電力の社員が、過労のため、うつ病を発症したとして、
労災を申請した。
東京電力社員・一井唯史さん(35)は、「東電社員だっていうだけで、世間から犯罪者扱いされながら、
責任を全うするために、転職せずに賠償業務に携わりました」、「超ブラック企業だと思います」などと話した。
東電社員の一井唯史さんは、2011年9月から、賠償業務を担当し、多い時では、180社の賠償案件を取り扱ったり、
3時間以上にわたる叱りの電話に謝罪するなどしたほか、夜遅くまで、残業が続いたという。
一井さんは、うつ病と診断され、休職していたが、期間満了にともない、11月5日に解職される予定だということで、
10月31日、労働基準監督署に、労災を申請した。
東電は「労基署から照会があれば、真摯(しんし)に対応している。
個別の事案に関する回答は、差し控えさせていただく」とコメントしている。
FNN
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