16/10/23 09:48:35.54 CAP_USER9.net
右肩上がりで増加を続けている生活保護の受給世帯。「景気が良くなった」と政府が発表する割には、その恩恵を感じられない気がします。厚生労働省の発表によれば、今年5月の生活保護受給世帯は163万3,401世帯。65歳以上の「高齢者世帯」がどんどん増えている状況です。
特に懸念すべきは65歳以上の生活保護を受給している「高齢者世帯」のうち、一人暮らしの“独居老人”が90パーセント以上を占めている点。つまり、働くことができず、満足に収入を得ることが難しい単身高齢者たちが、現在の日本では増え続けているということになります。
厚生労働省は「雇用情勢の改善などで高齢者以外の世帯では生活保護の受給世帯は減少している」としていますが、65歳以上の高齢者ともなれば、働くことができる場所も限られている上、身体が丈夫な方はかりではなく、生活のすべてを生活保護に頼らなければならない人も少なくないことでしょう。しかも、今後、こうした高齢者はどんどん増えていくと見られています。
実際、厚生労働省も「高齢者の生活保護受給世帯は今後も増加していくと見られ、注視していく必要がある」としていますが、社会保障の面からも早々に手を打つことが必要です。前月よりも1,100世帯あまりが増加している生活保護受給世帯。まだまだ問題は山積しています。
URLリンク(www.minnanokaigo.com)