16/10/21 08:14:40.05 CAP_USER9.net
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新入社員の過労自殺が発生したことで、電通に対する世間の関心が
高まっています。電通の業界における影響力は圧倒的といわれますが、
なぜ、同社にはこのような巨大な力があるのでしょうか。
圧倒的な取扱高を誇る広告業界のガリバー
電通は広告代理店の最大手で、テレビや新聞などの広告において
圧倒的な取扱高を誇る業界のガリバーです。米国の広告業界では、
広告を受け入れるメディア側の代理人(メディア・レップと呼ばれる(注))
と広告を出す広告主側の代理人(エージェンシー)が明確に分かれており、
双方が交渉する形で広告の出稿が決まります。
日本では、電通のような企業がエージェンシーとレップを兼ねており、
メディアと広告主の仲立ちをするような、少々曖昧な業界ルールに
なっています。もっとも日本では電通のような企業のことを広告代理店
(エージェンシー)と呼びますので、どちらかというと広告主の意向が
強い業界慣行ということになるでしょう。
その成り立ちは戦時中の軍国主義に
電通は非常に派手なイメージの企業ですが、実はその成り立ちは
戦時中の軍国主義にあります。日中戦争や太平洋戦争が始まる前の
日本は、米国顔負けの自由競争の国で、新しい新聞や雑誌が次々と
立ち上がり、健全な競争を繰り広げていました。広告代理店の数も
無数にあったといわれています。
しかし、こうした状況をすべてひっくり返してしまったのが軍国主義の
台頭と資本主義の�