16/10/13 15:10:41.09 CAP_USER9.net
偽造した診断書で病気休暇や休職を繰り返し、不正に給与を取得したとして、東京都多摩市が元男性職員に対して、約１５４０万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が１２日、東京地裁立川支部であった。
瀬戸口壮夫裁判長は元職員に対し、請求通りの賠償を命じた。
判決によると、元職員は２０１１年６月から１５年３月まで、抑うつ神経症や気管支ぜんそくなどの診断書計３９通を偽造し、病気休暇と休職を繰り返した。市は元職員に給与計２３００万円を支給していたが、無届けでの欠勤分など約１４００万円と弁護士費用約１４０万円が損害と認定された。元職員は１５年５月に懲戒免職処分になっている。
元職員は偽造を認めたが、実際に抑うつ神経症などだったと反論。これに対し、瀬戸口裁判長は「元職員の行為は詐欺行為」とした上で、「実在する複数の医療機関や医師の名前を用い、字体や字の大きさを変えて精巧な診断書の作成を繰り返した」と退けた。
URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)