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【国防】「CH-47チヌーク」高い搭載能力で長距離輸送担う - 暇つぶし2ch1:白百合姫@白百合姫 ★
16/10/08 03:04:58.24 CAP_USER9.net
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 陸上自衛隊と航空自衛隊が運用している、双発の大型輸送ヘリコプター「CH-47チヌーク」。よく見かける印象があるが、現時点では陸自で約50機、空自で約15機と配備数は少ない。
 米ボーイング・バートル(現・ボーイングヘリコプターズ)社が、1950年代に開発した。原型機が初飛行したのは61年と、半世紀以上の歴史を持っている。
 自衛隊は86年から配備を始めた。川崎重工がライセンス生産し、日本仕様のチヌークであることを意味する「J」を付けたCH-47Jが誕生した。95年から改良型であるJA型の配備が開始され、J型と入れ替えている最中である。
 両タイプを比べた際の一番の違いは航続距離だ。JA型は機体横のバルジと呼ばれる出っ張り部分の燃料タンクを大型化した。その結果、これまでの倍近い、約1000キロもの距離を飛行可能とした。
 輸送ヘリではあるが、降下部隊を火力支援するため、機関銃座を備え付け、敵のミサイルから身を守るためのミサイル警報装置やチャフ・フレア・ディスペンサー(ミサイル誤誘導装置)を取り付けた戦闘能力向上型も存在している。
 収容人数は最大55人。機内の左右に折り畳み式のベンチシートがある。シートを折りたたむと、全長4・9メートル、幅2・15メートル、高さ2・24メートルの高機動車を1両収容できるスペースを確保できる。ただ、車両の横を人が通り抜けることが困難なほど、かなりギリギリではあるが。
 機体の真下に物資をつり下げるスリング可能重量は約12トンもあり、軽装甲機動車(小型の装甲車)や、155ミリりゅう弾砲といった大砲などの重量物も運ぶことができる。この搭載能力の高さが、各国軍において半世紀以上使用されてきた理由だ。
 島嶼(とうしょ)防衛での活躍も期待されており、西部方面航空隊(熊本)や、第15ヘリコプター隊(那覇)など、日本西部の航空部隊に重点配備されている。管轄地域を持たない中央即応集団の第1ヘリコプター団にも配備され、国際緊急援助活動や災害派遣など、国内外での事案にも素早く対処できるようにもしている。
 また、日本海沿岸地域の防衛警備に当たる中部方面隊の空中機動力の強化のため、2017~18年の間に、中部方面航空隊に新しくチヌークが配備されることが決まった。拠点とするのは空自の美保基地(鳥取)となる。
 チヌークの任務を補完するため、MV-22Bオスプレイが配備され、長距離輸送をこの2機種で担うことになる。現状では、チヌークの後継機は存在しておらず、まだまだ、日本の空を飛び続ける。
 ■菊池雅之(きくち・まさゆき) フォトジャーナリスト。1975年、東京都生まれ。陸海空自衛隊だけでなく、各国の軍事情勢を取材する。著書に『こんなにスゴイ! 自衛隊の新世代兵器』(竹書房)、『ビジュアルで分かる 自衛隊用語辞典』(双葉社)など。


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