【国際】下水汚染貝、毒薬・農薬入り食品…イギリス食品偽装の実態とは? ローマ時代から続く食品偽装「暗黒の歴史」at NEWSPLUS
【国際】下水汚染貝、毒薬・農薬入り食品…イギリス食品偽装の実態とは? ローマ時代から続く食品偽装「暗黒の歴史」 - 暇つぶし2ch1:ニカワ ★
16/09/26 05:09:38.70 CAP_USER9.net
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食の安全を揺るがす危険な食品問題が、大規模なものになってきている。中国での危険な成分が混入した食品偽装は大きなニュースになったが、問題は中国だけではないようだ。
イギリスでは、年間1300億円に上る大規模な食品詐欺が潜在的に存在すると、大きな問題になっているのだ。
■センセーショナルな、びっくり偽装食品
イギリスの国立食品犯罪部局は、ハチミツのマヌカハニーやオリーブオイル、酒、肉の偽表示に至るまでの、イギリス国内の食品詐欺の現状を明らかにした。
それは、びっくりするような食品偽装の数々だ。
食肉処理場で、食用には適さないとしてペットフード用のくず肉とされた肉が、人間の食用として転用されていたのだ。この肉は既に仕出し弁当などに利用されたことが確認されている。また、下水汚染の恐れがある貝も販売されていた。
また、大手ブランドのウオッカ「SMIRNOFF」の偽ブランドも製造されており、偽造「SMIRNOFF」にはメタノールと凍結防止剤などの有毒物質が含まれていた。
子羊として売られている肉が子羊とはまったく関係がない安い肉であったり、パブやレストランのオーガニック表示が偽表示であったりしたこともある。
また、有毒なダイエット用の丸薬も違法販売されており、何人かの若い女性の死因になっている。この会社の公式サイトはすぐに閉鎖されたが、他のインターネットサイトでは販売が続いているようだ。
■嘘やミスでは済まされない誤表示 アレルギー持ちには生命の危機
イギリス北ウェールズの当局は、スーパーや小売店、テークアウト食品、食品メーカーなどのサンプル100個を採取し、公共分析機関で精密分析した。
すると、食品ラベルの約50%が誤表示であり、不正や不明瞭な表示だった。表示とは違う肉が含まれていたり、記載されていないナッツやグルテンが含まれていたりする食品もあった。
これはアレルギーを持つ人々にとっては由々しき事態であり、生命の危険にさらされることにもなりかねない状況だ。
■大規模な食品偽装は、組織的な犯罪だった
北アイルランド、ベルファストの大学の研究室では、市場の食品の残留農薬や毒物、原材料偽装などを見つける検査が行われている。
ハーブの乾燥オレガノをセンサーに当てて解析したところ、幾つかのサンプルで40%までキンバイカやオリーブの葉が混入していた。そして問題は混入だけではなかった。適切に葉を洗浄していないため、高い残留農薬の線量が検出されたのだ。
小売市場の拡大に伴い偽装食品も増え続けて、有毒な化学物質で見た目だけ良くする加工も行われている。食品の問題となる内容は多岐にわたり、検査や摘発とはいたちごっこだ。
イギリスの大規模な食品偽装や偽造には、組織的な犯罪グループが20以上関与していることが、当局により示唆されている。
■ローマ時代から続く食品偽装「暗黒の歴史」
残念ながら、食品偽装の歴史は古い。古代ローマ人はワインを水で薄め、劣化を防ぐため毒性のある鉛を入れたという。
1820年にイギリス化学者が書いた食品添加物についての本では、粘土や銅、鉛入りのお菓子や、腐敗したキノコから作ったケチャップ、銅で緑にしたピクルスなどの食品を告発している。さらに近年では、減るどころかますますひどくなっている。防腐剤処理や古い肉への脂肪の注入、古いチーズの表面加工、水で薄めた牛乳、などなど。
地産地消から離れ、安全よりも経済を優先してきた結果なのかもしれない。悪質な偽造は、死亡にさえつながる。食の暗黒の歴史だ。
■健康は食卓で決まる
現代では、食品が生産者から消費者に届くまでに、多くの人の手を経由する。途中で倫理観のない業者の手を経ることで、食品が毒に化けてしまうこともある。
イギリスは味や食事内容にこだわらないお国柄だといわれているが、食への関心の薄さは不健康にも直結してしまうようだ。
消費者には偽装食品を見破ることは難しいかもしれないが、食に関心を持つ人が増えれば食品偽装への抑止力も強まる。手作りの食事ならば、なお安全性も高まる。まずは食卓を大切にして、健康につなげていこう。
(WRITER/maruyama yuzuka)
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