16/08/27 11:17:26.82 CAP_USER9.net
奨学金だけでは足りず、アルバイトに追われて体調を崩し、やむなく中退に追い込まれる学生が増えている。
残るのは多額な奨学金の返済だが、大学中退者の就職は厳しく、自己破産するケースが後を絶たない。
奨学金破産が1万件に上る実態を伝えた6月2日(2016年)放送の「奨学金破産の衝撃」に、多くの学生から反響が寄せられた。さらに取材を進めると、新たな奨学金破産の実態が見えてきた。
■奨学金打ち切られホームレス生活の国立大4年生
経済的に追い詰められた大学生が相談に訪れるNPO法人「POSSE」を訪れた国立大学4年生の男子学生の悩みは、
「アルバイトに追われるあまり、卒業に必要な単位が取れていない。卒業できないのなら中退しようかなと思っている」という切実なものだった。
6年前に大学進学に伴い熊本から上京した。3人兄弟の長男で、父親の年収は300万円程度。仕送りは期待できず、学費、生活費のすべてを自分で工面するしかなかった。
入学当初は授業料5万円、家賃4万円、食費3万円、その他(交通費、教科書代など)5万5000円を奨学金月額8万円とアルバイト収入10万円、計18万円でやりくりしていた。
しかし、「アルバイトに追われるあまり」留年してしまい奨学金を止められた。
アルバイトしても足りず、生活費を切り詰める日々となった。3年生の1年間は住む家がなくホームレス状態だったという。
「ほんとうはダメなんですが、大学の構内や公園、友人の