【経済】「日銀砲」で歪む日本株市場 正しい価格形成ができなくなるおそれat NEWSPLUS
【経済】「日銀砲」で歪む日本株市場 正しい価格形成ができなくなるおそれ - 暇つぶし2ch1:アフィえもん ★
16/08/16 18:54:58.17 CAP_USER9.net
[東京 12日 ロイター] - 日銀の大規模なETF(上場投資信託)買いによって、日本の株式市場が歪み始めている。市場の投機的な買いを巻き込み、日経平均とTOPIXの比率であるNT倍率が2000年以降の最高水準に上昇。
一部の個別株も異様な買われ方をしている。
株価の下支え要因になったとしても、正しい価格形成ができなくなるおそれもある。円債市場に続き、株式市場も機能不全に陥るとの警戒感は強い。
<「バズーカ砲」を彷彿>
「日銀砲」─。日銀のETF買いは市場の一部で最近、そう呼ばれている。かつて日銀の量的・質的金融緩和は「バズーカ砲」と呼ばれたが、今のETF買いにも、同じようなインパクトがあると受け止められているからだ。
日銀は7月29日の金融政策決定会合で、ETFの購入規模をそれまでの年3.3兆円から6兆円にほぼ倍増させた。昨年、最も日本株を買ったのは事業法人(主に自社株買い)の約2.9兆円だったが、その2倍に相当する。
1回当たりの購入額は707億円と、後場の売買代金が1兆円そこそこという最近の東証1部市場における存在感は小さくない。
実際、日銀は今月4日と10日に買い入れを行ったが、市場に与える影響は小さくなかった。4日は日経平均<.N225>が午前中に1万6000円を割れたが、後場にプラス転換し、終値は171円高まで上昇。
10日も前場のマイナス圏から後場は一時プラス圏に浮上した。
日銀の買いだけで株価が浮上するわけではないが、巨大な存在の動きは周囲を巻き込みやすい。「今の市場参加者は日銀ばかりみてる。円債市場のようにマーケットとしての機能を低下させなければいいが」と、アス
トマックス投信投資顧問シニアファンドマネージャーの山田拓也氏は懸念する。
<株式市場で「日銀トレード」も>
一方、こうした変化をヘッジファンドなど短期筋は見逃さない。早速、日銀のETF買いを見越した「日銀トレード」といえるような動きが観測されている。
日銀がETF購入に動く基準は明らかになっていないが、これまで2回のケースでは前場のTOPIXがマイナスだった日に、買いが入っている。このため、「前場のTOPIXがマイナスだと思惑が昼から盛り上がり、先回りした買いが入る」(外資系証券トレーダー)という。
なかでも思惑が強まっているのがファーストリテイリング<9983.T>の株だ。TOPIXは時価総額型であるのに対し、日経平均は単純平均株価。日銀が日経平均型のETFを買う場合、その個別株ごとのウエートに応じて、株価が高い銘柄ほど多く買わなければならない。
ファーストリテ株の日経平均構成ウエートは約8%と突出して大きい。同社株には日銀から約2500億円の買いが入るとの試算もあり、「日銀の買いを見込んだ短期筋からの買いが強まっている」(国内証券ストラテジスト)との見方がもっぱらだ。
7月28日(日銀がETF倍増を決定する前日)から8月10日までに同社株は12.4%上昇した。その間の日経平均は1.56%の上昇。予想株価収益率(PER)は89倍とかなり高く、ファンダメンタルズ改善への期待だけでは説明しにくい動きだ。

URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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