16/08/15 22:43:26.38 CAP_USER9.net
終戦前後に子どもだった頃の経済状況が悪かった高齢男性の死亡リスクは、裕福だった人より約3割低いとの研究結果を、
東京医科歯科大学の谷友香子研究員(公衆衛生学)らが発表した。
経済状況が悪くて若いうちに死亡した人が多い反面、丈夫な人が長生きしている可能性があるという。
2010年時点で65歳以上の男性7143人、女性8306人に、15歳の時の経済状況を世間一般から見て裕福なほうから上、中、下のどれにあたるかを尋ね、3年間追跡した。
年齢や現在の経済状況なども加味して分析したところ、男性では「上」の人の死亡リスクに比べ、「中」は25%、「下」は36%低かった。
経済状況が悪いほうが若いうちから働いて活動性が高まり、丈夫になったことも考えられるという。
女性に死亡リスクの差はみられなかった。
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