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鳥越俊太郎に学歴詐称疑惑が浮上。京都大学文学部に心理学科なんて存在しない
腹BLACK 2016年7月27日
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都知事選に出馬中の鳥越俊太郎氏が学歴詐称を行っているのではないかとネット上で大騒ぎになっている。事態の真相を調査してみた。
騒ぎになったきっかけは鳥越俊太郎氏のWikipediaに「1958年、京都大学文学部心理学科に入学」と書かれていたこと。
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現在、京都大学の文学部には心理学科というものは存在しない。それでは1958年に心理学科が実在したのかどうかが焦点となった。京都大学文学部のHPで調べたところ、1960年代に文学部に「心理学科」が新設されることが検討されていたが、結局は「文化行動学科」に決まったと経緯が紹介されている。
創立以来続いてきた哲・史・文3学科体制に4つ目の学科を加えることについては、前述のように60年代から心理・社会学科新設計画として構想されてきたが、その後心理学・社会学・地理学教室の関係者の間で「カリキュラム、設備等の点での協力関係を緊密にし、相互に連関する研究領域を開拓するための体制を整えることを目的として」(1984年3月19日教授会議事録)第4学科の設置に向けた協議が進められるようになった。1984(昭和59)年4月には新学科の名称を「文化行動学科」とし、上記3教室の既存の講座に若干の新設講座を加えた形でその設置を翌年度の概算要求事項とすることが決まった。
URLリンク(www.bun.kyoto-u.ac.jp)
つまり、1960年代に心理学科の新設が検討され始めたにもかかわらず、鳥越俊太郎氏は1958年に入学したことになる。これは一体どういうことなのだろう…?改めてWikipediaを見ると、
鳥越氏は心理学科に入学後、転科し、最終的には史学科国史学専攻を卒業したとある。
ネット上では、鳥越氏の政見放送で「京都大学卒」ではなく「京大卒」と紹介されている点も不審がられた。
鳥越俊太郎氏の先祖は「戦国大名・大友宗麟の家臣、鳥越興膳」とは無関係。偶然、鳥越という苗字が同じで近所に住んでいただけだ。本家の人物は、「抗議後も鳥越氏が講演会などで血筋についてデタラメなことを言っている」と怒っている。
放送を行ったNHKは本家の人物に「もう再放送はしない」と約束した。
さて、鳥越俊太郎氏本人は大学での思い出についてどのように語っているのだろうか。
▼実は大学には7年もいた。卒業証書と単位について「本当にあるのかな?」と冗談を言っているのは一体…。
僕ね、大学に7年いたんです。留年1年、専門が4年、教養課程3年。大学に在籍できる年数は7年しかないんです。卒業する年に就職しなければいけないけれど、現役じゃないので、普通の会社の試験を受けても受からないだろうなと思って(中略)
でも、授業はほとんど出ていなかったから。どこかの議員じゃないけど、本当に卒業証書あるのかな、単位なんか取ったのかしら、なんて(笑)。
URLリンク(www.ewoman.co.jp)
▼こちらは京都大学広報誌に掲載されたインタビュー記事。プロフィールでは「京都大学文学部史学科国史学専攻卒業」となっている。入学時の学科については記載なし。
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この広報誌のインタビューでは鳥越氏本人が自身はもともとは心理学専攻で、大学6年目で国史学専攻に切り替えたこと、就職した毎日新聞は学歴不問を掲げており、大学の卒業証書が必要なかったことを語っている。
ここまでの情報を総合すると、Wikipediaの「心理学科」という記載は間違いであり、正確には別の学科で心理学を専攻していたというのが正しいと思われる。
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調査の中では鳥越氏が「心理学科入学」と記述しているものは見つけられなかったので学歴詐称と言い切るには厳しい気がする。ただ、奇妙なのは入学したときの所属学科がどこだったのかが一切不明な点だ。
いくら調べてもこの部分だけが分からない。ネット上は現在もざわついている。
URLリンク(netgeek.biz)