16/07/12 18:21:31.78 CAP_USER9.net
厚生労働省が12日に発表した2015年の国民生活基礎調査結果によると、1世帯当たりの平均所得は前年比2.5%増の541万9000円と、3年ぶりに増加した。一方で、生活が「苦しい」と感じる世帯は全体の60.3%を占め、過去最高だった前年(62.4%)より減少したものの、依然として6割台の高水準にあることが分かった。
調査は全国の世帯を対象に15年6~7月に実施。所得や生活意識に関する調査は約6900世帯、世帯構成などの調査は約4万6700世帯から回答を得た。
生活意識の調査では、「大変苦しい」が27.4%、「やや苦しい」が32.9%で、両方を合わせた60.3%は過去4番目の高さ。「普通」は35.9%で、「ややゆとりがある」3.2%、「大変ゆとりがある」0.5%だった。
子どもがいる世帯では63.5%が「苦しい」と回答し、高齢者世帯の58.0%より高かった。
世帯別の平均所得を見ると、子どもがいる世帯は2.4%増の712万9000円、高齢者世帯は1.1%減の297万3000円。高齢者世帯で平均所得額に達していたのは8.5%にとどまった。
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