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(2016年7月6日)
「かわいそう」だから引きこもりの治療を拒否する悲劇
100人に1人が発症 「統合失調症」の真実【3】
かつて、統合失調症には治療法がありませんでした。統合失調症になったら、悪化するばかりでした。
今は有効な治療法があります。けれども治療を受けなければ、治療法がない時代と同じです。
悲惨な経過をたどります。今回ご紹介するのは、現代におけるそんな悲しいケースです。
最初に見られた変調は引きこもりでした。妹さんのお話です。
♦高校3年生で引きこもりに
--兄は高校3年生のころから不登校になって、自分の部屋に引きこもるようになってしまいました。
昼間から雨戸を閉め、電気もあまりつけず、部屋を暗くしているようでした。
家族との会話もほぼないのですが、たまにひとことふたこと話す時には、「外から見られているから閉め切っている」というようなことを言っていました。
また、夜中に一人で笑っていたり、誰かと会話したりしているような声が聞こえたこともありました。
食事も自分の部屋で、それも気の向いた時に好きな物だけを食べるという状況で、どんどん太ってゆきました。
歯磨きはせず、風呂には月に1回入るかどうかというありさまでした。
そんな兄のことを両親は「受験のストレスでかわいそう」と言って、兄の言うままに物を買ってくるなどしてあげていました。
「外から見られている」は被害妄想、「誰かと会話しているような声」は幻聴と対話することに