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２７日午後５時３５分ごろ、陸上自衛隊真駒内駐屯地（札幌市南区）に隣接する同区澄川３条６丁目のマンション敷地で、住民の男性が長さ約３０センチ、直径約５センチの砲弾を見つけ、近くの交番に連絡した。南署が陸自に通報したところ、陸自が使用している訓練弾の弾頭部分と分かった。
同駐屯地の第１１旅団によると、対戦車ヘリコプターに搭載される訓練用のロケット弾で、着弾しても爆発はしない。同駐屯地には配備されておらず、他の部隊からも紛失の報告はなく、出所不明という。
南署によると、訓練弾はマンションと駐車場を結ぶ砂利道の上に落ちていた。危険がないと確認されるまで、マンションの住民約１０人が約２時間、建物の外に避難した。南署や陸自が、原因を調べている。
産経新聞：URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)