16/06/22 21:09:18.90 CAP_USER9.net
アメリカ西部カリフォルニア州にある原子力発電所が、再生可能エネルギーへの転換を理由に9年後までに運転を停止して廃炉になることが決まり、
原発大国アメリカでは、原発から撤退する動きが続いています。
廃炉が決まったのは、アメリカ西部カリフォルニア州にあるディアブロキャニオン原発2基で、運営する電力会社は、
現在の運転の認可が切れる2025年までに運転を停止して廃炉にするとしています。
カリフォルニア州では、電力会社に対して、2030年までに、電力の供給源の50%を原子力や火力ではない風力や太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えるよう法律で定めています。
これを受けて原発を運営する電力会社は、再生可能エネルギーへの転換を進めて州の基準を満たすために今回原発の廃炉を決めた、などと説明しています。
ディアブロキャニオン原発の1号機と2号機は、それぞれ1985年と86年から営業運転を続けていますが、
東京電力福島第一原発の事故後、安全性への懸念から、地元では廃炉を求める声が高まっていました。
世界最大の原発大国アメリカでは、ここ数年間で採算性の悪化などを理由に原発の廃炉や、廃炉の決定が相次いでいます。
今月初めにも、大手電力会社が中西部イリノイ州にある2つの原発合わせて3基について、
再来年までに運転を停止して廃炉にすると発表されたばかりで、アメリカでは原発から撤退する動きが続いています。
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(6月22日 15時21分)