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舛添氏、姿見せず=最後の定例会見―疑惑説明放棄し、辞職へ
時事通信 6月17日 17時7分配信
政治資金流用をはじめとする公私混同問題の責任を取り、21日付で辞職する東京都の舛添要一知事は、
17日の定例記者会見に姿を見せなかった。
知事として臨む最後の定例会見となるはずだったが、報道各社が加盟する都庁の記者クラブに欠席の
意向を事前に伝達。クラブ側は出席を求めていたが、応じなかった。
舛添氏は15日に都議会が辞職に同意したことを受け、本会議で「全て自らの不徳の致すところだ」などと
語ったのを最後に、報道陣には口を閉ざしている。都によると、21日も退任会見を開く予定はないといい、
一連の問題に関する説明を放棄した形で都庁を去ることになる。
定例会見は原則として、毎週金曜日の午後2時に開催。高額な海外出張費や公用車による別荘通いに加え、
政治資金の流用疑惑に批判が高まった5月以降は、会見場に入り切れないほどの報道陣が押し寄せた。
しかし、この日の会見場は閑散としており、訪れたのは状況をリポートするテレビ局スタッフら、
わずかだった。定例会見を毎回、生中継しているローカル局の東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)は
急きょ、別の番組に差し替えた。
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