16/06/15 06:20:25.71 CAP_USER9.net
無味乾燥と思われている通勤電車にも、最近は秀逸なデザイン、洒落た車内インテリアなどでアピールする魅力的な車両が増えてきた。
とはいえ、一般的な車両に混じって走っているものもあり、乗り合わせるのは偶然によることも多い。
そんな、「乗れたらラッキー」と思わせる快適な通勤電車を首都圏を中心にピックアップしてみた―。
■ まだ1本だけ! 首都圏の新たな顔
1)JR山手線の新顔、E235系
2015年11月より運転を開始したJR山手線の新型車両。デビュー早々に次世代車両制御システムINTEROSの不具合で故障し、がっかりさせたが、
2016年3月の再デビュー後は、順調に走っている。先日、2017年春からの量産車投入も発表された。
その特異な風貌もさることながら、車内に設置されたデジタルサイネージ(電子看板)がユニークで、3つの連続した画面を使った動画など見ているだけで退屈しない。
また各車両の車端部にあるフリースペースも床の塗装が目立つ。とりあえず1編成のみの運行なので、出会えたらラッキーといえる。
URLリンク(pbs.twimg.com)
2)ネイビーブルーが目印、相鉄9000系リニューアル車
相模鉄道が2016年春より運転を開始した9000系のリニューアル車は、YOKOHAMA NAVYBLUEの新塗装で注目を集めている。
車内も、昼と夜で色調が変化する調光機能付きの照明が画期的であるとともに、10両編成のうち2両(5号車と8号車)ある
セミクロスシート車の向かい合せの4人掛けボックス席をイギリスのスコットランド製の本革クロスシートとした。
とりあえず1編成だけだが、2016年度中にさらに2編成リニューアル。順次増やしていくとの話だ。
まだまだ、地域限定の路線だが、2018年以降にはJRや東横線との直通運転により、都心への乗入れが予定されている。
首都圏では大々的に注目を浴びる車両となる日も近づいている。
3)シートが新型! 東急田園都市線5000系新造4扉車(4.5.8号車)
東急田園都市線の主力ともいうべき5000系には、混雑対策として6扉車が10両編成中3両つながっている編成がある。
しかし、駅のホームドア設置を進めるにあたり、6扉車を4扉車に戻すことになった。
その新造4扉車には、いくつもの新たな工夫が凝らされている。まず、シートの背もたれが高いハイバック・シートにより座り心地がよくなった。
また、ロングシートでは珍しいヘッドレストを導入した。もっとも、頭の部分が窓ガラスとなるシートの中間部ではなく、ドア寄りの2席のみ(車端部の3人掛け席は1席のみ)である。
清潔感にも配慮し、レザー調の樹脂素材を使っている。田園都市線は東京メトロ半蔵門線、東武線とも直通運転しているので、すでに座ってみた人も多いかもしれない。
4)「TJライナー」以外でも乗れる東武東上線50090型
東武東上線では、TJライナー用にロングシートにもクロスシートにもなるマルチシートが装備された50090型がユニークだ。
TJライナーは乗車券のほかに追加料金が必要な列車で、一般の通勤電車とは異なる。
しかし、夕方の池袋へ向かう快速急行は、折返しでTJライナーとなるため、クロスシートとなっているにもかかわらず追加料金不要の「乗り得」列車である。
東上線沿線から池袋へ向かう時、わざわざ快速急行に乗ってみると、プチ旅行気分が味わえるだろう。
ただし、時間帯によっては、川越以遠からの乗車でないと、窓側席に座るのは難しいかもしれない。
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
東洋経済オンライン 6月15日(水)6時0分配信