16/06/11 22:51:29.45 CAP_USER9.net
安倍晋三首相が7月の参院選に向けた遊説で、安全保障関連法への言及を増やし始めた。
北朝鮮の核・ミサイルや中国の海洋進出を背景に安保法の意義を訴え、同法に対する世論の
根強い批判をかわそうとしている。
また、同法廃止を唱えて共闘を進める民進、共産両党の間にくさびを打つ狙いもありそうだ。
「日本を守るため、日本と米国が助け合うことができるようになった。抑止力は間違いなく強くなっている」
首相は10日、参院選で民進党現職からの議席奪取を目指す奈良、三重両県で自民党候補を応援。
街頭演説では安保法の必要性を繰り返し強調した。
政府・与党が昨年9月、野党の反対を押し切る形で安保法を成立させると、内閣支持率は一時大きく下落。
このため、参院選では争点化を避けるため、首相は安保法への言及を控えるとの見方があった。
しかし、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、中国軍艦が沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を
初航行するなど、日本を取り巻く安全保障環境は一段と深刻化。
こうした現状を踏まえ、首相は10日、奈良県橿原市での演説で「日本と米国は今までよりずっと連携して
対応することができた」などと安保法の効果をアピールした。 さらに、首相は演説で
「民進党も共産党も、安保法制を廃止すると言っている。もし廃止したら日米同盟は根底から覆される危険に
直面する」と強くけん制。民進、共産両党などによる参院1人区の候補者一本化について
「野合以外の何物でもない。極めて無責任だ」と批判した。
民共両党は安保法廃止で足並みをそろえてはいるものの、自衛隊や日米同盟を是認する民進党と、
根本的に反対する共産党の安保観には隔たりがある。安保法に焦点を合わせる首相の姿勢には、
「民・共」の差を際立たせ、保守的な民進党支持層を取り込みたいとの思惑がちらつく。
これに対し、民進党の岡田克也代表は東京都内で記者団に「われわれは共産党と連立政権を組むことは
あり得ないと言っている」と指摘。「勝手に拡大解釈して批判するやり方は、フェアではないし、国民にも失礼だ」と、
野合批判に反論した。(時事 2016/06/10-19:47)
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