16/06/10 20:05:37.02 CAP_USER9.net
舛添知事 またも“繰り返し”、東京の６自治体が辞任求める
JNN(TBS)：2016年6月10日(金) 18時45分
URLﾘﾝｸ(news.tbs.co.jp)
＊ソースに画像あります
舛添都知事、１０日は、記者の追及を受けました。
相変わらず同じ言葉の繰り返しで批判が心に響いていない印象すら受けてしまいます。
一方で徐々に包囲網は狭まっています。
東京都の各自治体の議会が、辞職を求める意見書などを次々と可決しています。
１０日午後２時。
一礼して会見室に入った舛添知事。
フラッシュがたかれる中、険しい表情で壇上に登り、毎週金曜日に行われる定例会見に臨みました。
「まず冒頭ですが、６月２５日土曜日です。ラグビーテストマッチ・・・」（舛添要一 都知事）
都政の懸案について、淡々と報告を行った舛添都知事。しかし、記者からはすぐに、一連の疑惑について質問が飛びます・・・
Ｑ．どの質問にも調査報告書の内容を説明されるだけで、同じようなお答えだが
「しっかりと反省すべき点は反省し、ご質問に対してはお答えしたつもり」（舛添要一 都知事）
都議会で２日間にわたって行われた質疑でも、明らかにならなかった数々の疑惑について、報道陣は納得できる説明を求めました。
記者は、第三者の弁護士が適切と説明した中国で購入したシルクの服について切り込みます。
Ｑ．書道の際に着用すると筆がスムーズになるというのは、あまりに稚拙では？
「そういう批判があるのは分かる。私は上手に字が書けるわけではないが、やはり中国のシルクの服は引っ掛からないので書きやすい」（舛添要一 都知事）
Ｑ．中国服のシルクでどういうふうに書くのか、ジェスチャーできないか？
「私は柔道をやっているので、ものすごく張っている。背広というのは引っかかるというか、非常に外から見えないんですけれども、腕の筋肉がものすごくあるものですから・・・。どうしても窮屈になるが、シルクはツルっとしているので非常にスムーズ」
Ｑ．腕が引っ掛からない？
「そうです、そうです」
Ｑ．袖がない服を着ればよいのでは？
「気温が低いといけない」
Ｑ．今、６月なんですが？
「そういうことをこういう場で話すべきではない」
これまで、別荘の売却や一部の飲食代や宿泊費の返納など、知事なりの“けじめ”の付け方を示してきましたが・・・
Ｑ．湯河原の売却が、なぜ身を切ることになるのか？
「公用車で頻繁に湯河原に行っていたから批判を受けた。けじめとして別荘を売却すると、もう行けなくなるので、一つの身の切り方だと思う」
Ｑ．湯河原は不動産を現金化するだけじゃないのか？現金は寄付するの？
「まだ売却していないし、これから検討する」
Ｑ．身を切っているように感じないが？
「だから給料をカットすると言った」
会見では、都議会の審議時間の多くが一連の疑惑の釈明にあてられている現状についても質問がありました。
Ｑ．（議会では）政策課題についての質問が少なくなったが？
「議会は政策を討論する場だったが、自分のせいでできなかった。都民、都議会の皆さんにおわびしたい」
Ｑ．この現状自体が都政の停滞だが？
「当然の指摘だと思う。優秀な職員の皆さんが頑張っているので、頭が下がる思いだ」
都政の停滞が「自分のせい」だと述べた舛添知事。しかし、そこから進退について踏み込むことは、この日もありませんでした。
結局、１０日も会見は２時間近くに及びましたが、舛添知事は進退への言及は避けました。
こうしたなか、お膝元の都内の自治体からは、知事の辞職を求める声が日増しに強くなってきています。
東京・清瀬市と調布市は、疑惑の全容解明と知事の辞職を求める意見書や決議を９日までに全会一致で可決。
さらに１０日、小金井市議会も「説明責任を果たさない東京都知事に辞任を求める意見書」を知事宛に提出しました。
東京では、１０日までに少なくとも６つの自治体の議会で、知事の辞任を要求する動きが起きています。
「どうかもう一度しっかり仕事をさせてほしい。これまで以上に全身全霊を尽くして、都民のために全力を挙げて、住んでいて良かったと思う東京にする。チャンスを頂きたい」
１０日の会見で、「もう一度チャンスがほしい」と話した舛添都知事。来週月曜日に行われる集中審議では、納得のいく説明がなされるのでしょうか。（10日17:27）