【経済】関西の肉じゃがは牛肉やねん…セブンが“関東流”捨て、ローソン、ファミマを追撃at NEWSPLUS
【経済】関西の肉じゃがは牛肉やねん…セブンが“関東流”捨て、ローソン、ファミマを追撃 - 暇つぶし2ch1:リサとギャスパール ★
16/06/09 16:05:43.05 CAP_USER9.net
URLリンク(www.sankei.com)
2016.6.9 15:00
 
 激しい競争を繰り広げるコンビニ業界で、セブン-イレブンが関西で勢力拡大を加速させている。
かつて店舗の数ではファミリーマートやローソンが上回っていたが、セブン-イレブン・ジャパンが出店攻勢を強め、現在では大阪府内の3社の店舗数が約千店とほぼ拮抗。
セブンは関西に特化した商品開発を進める戦略により、手薄だった関西エリアでの存在感を一気に高めようとしている。(大島直之)
♦「西日本プロジェクト」の存在
 コンビニ業界で強さの指標とされるのは、1店あたりの全国平均の売上高(日販)だ。
平成27年度の大手の日販はローソンが54万円、ファミリーマートが51万6千円。これに対しセブンは70万3千円と2社との差を広げた。
 セブンは近年、重点出店エリアとして大阪府を中心とする関西に力を入れてきた。
首都圏など東日本から勢力を拡大してきたセブンの関西進出は25年と大手では出遅れていた。
大阪ではもともと関西発祥のローソンが多く立地。また、ファミリーマートもかつて近畿日本鉄道グループがエーエムピーエムのエリアフランチャイズ(FC)会社を運営し、
その後ファミマに合流した歴史があり今も多くの店舗基盤を持つ。このため店舗数ではローソンやファミマが先行してきた。
 だがセブンはここ数年で店舗を関西で急増させ、大手2社に猛追している。
攻勢の起爆剤となったのが、セブンが平成26年に社内に発足させたチーム「西日本プロジェクト」の存在だ。
それまで商品開発は東京発のみだったが、その一部を西日本プロジェクト主導の関西発に切り替えた。
商品開発部門だけでなく「店舗指導、店舗開発の社内複数の部門の声を取入れる横串を通したチームにする」(セブンイレブン・ジャパン)ことで、地域に根ざした売れる商品づくりに取り組んだのである。
 プロジェクトがスタートして3年目に入ったが、すでに関西仕様の商品を数多く投入し、売り上げなどで一定の成果も出てきた。
特に弁当・惣菜類でこだわったテーマが「本みりん」「牛肉文化」「関西らしさ」という。
 例えばレトルト惣菜「7プレミアム肉じゃが(246円)」は26年8月に使用する肉を豚バラ肉から牛バラ肉に変更。
豚だった時に比べ販売数を45%も伸ばした。玉子焼きは26年9月から「だし巻き玉子(100円)」を投入。鰹だしと昆布だしをベースにし、販売数を3倍にのばした。
 デザートも関西色を濃くした。シュークリーム「バニラ香る濃厚カスタードシュー(130円)」に、関西の洋菓子専門店では定番になっている「バニラビーンズ」を使用。
甘くクリーミーな香りの植物香料に着目した。さらに、関西ではおなじみの岩のようなゴツゴツ感を再現し、以前よりも売り上げが30%増えたという。
♦昆布3倍で関西色濃く
 味と価格にシビアな関西で他社と勝負する上で、セブンが最も意識したのが「値ごろ感」だ。
価格を抑えつつ、高品質な原材料をぜいたくに使うことにこだわった。このため加工や仕込みも極力、工場で手間暇かけて作り込むことで味を高めている。
 例えばうどんの汁はだしを重視する関西の嗜好にあわせるため、製法を変更した。
従来は出来合いのだし汁を使っていたが、工場で原材料から抽出する製法に切り替えた。
昆布の使用量も3倍に増やし、昆布と雑節原料を工場で直接取り込むなどの手間をかけるようにした。
この5月下旬からはさらに関西風のだしを作り込むため、かつおは荒削りして追い鰹にしている。
 カレーも関西風の味づくりと値ごろ感がヒットにつながった。今年1月に発売した「牛すじカレー」(450円)は、大阪で戦後まもなく開店した「インディアンカレー」で続く甘辛カレーの文化を研究して作り上げた。
果実の甘みに加え12種類のスパイスを使い、『先甘、後辛』でスパイスを感じる味付けにした。
さらに関西のカレー専門店では牛すじが多く使われることから、2種類の牛すじで食感に従来のカレー商品に比べ、
ご飯、ルーをそれぞれ20%増量したが、値ごろ感をアピールするため価格は据え置いた。
>>2に続きます


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