16/06/07 01:37:59.82 CAP_USER9.net
日常会話の中で、「政治と宗教の話」を出すのはマナー違反とされる。考え方が違う人が確実に存在し、無用な議論や対立を招きやすいためだ。
しかし同じ人と人とのコミュニケーションでも、ネット上では政治的な主張や過激な発言、ときに罵詈雑言とも思える言葉の応酬が見られる。
匿名掲示板や半匿名のツイッターだけでなく、実名制のFacebookにおいてもだ。
「ネトウヨ」「パヨク」といった揶揄やレッテル貼りを目にする機会も多く、SNSが普及する前よりずっと日々の中で「政治的な主張」に触れる機会が増えているかもしれない。
こうした状況の中、人は右寄り・左寄り、どちらの主張をする人たちにより不快感を覚えているのだろうか?
■「左翼が気持ち悪い」がやや優勢
しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1365名を対象に「どちらがより気持ち悪いか」を調査したところ、およそ13ポイント差で「左寄りの主張をする人が気持ち悪い」という結果に。
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政治思想は個人の自由だが、左寄りの人は「自分の主張が嫌われる可能性が(右派よりも)やや高い」ということを意識したほうがいいかもしれない。
■「右派嫌い」が過半数なのは60代男性だけ
男女・世代別ではバラつきが見られたので一部を抜粋すると…
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「左翼嫌い」がもっとも顕著だったのは20代男性と30代女性。6割以上が「左寄りのほうが気持ち悪い」と回答した。
また、「右寄りのほうが気持ち悪い」という答えが5割を超えたのは、60代男性のみ。次いで50代女性の割合が高くなった。
これ以外のすべての世代は、全体平均(右嫌い:43.6%/左嫌い:56.4%)と最大2%以内の差にとどまっている。
政治思想のみならず、悪意や差別など負の感情もあらわになることが多いネットの世界。それがリアルにまで進出するような社会はおぞましい(ヘイトデモやそのカウンター活動など、そうした傾向も見られる)。
しかし、たとえネットの中だけだとしても「対面で言えないような主張」は、その思想自体への嫌悪感につながりかねない。
(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
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