16/06/05 17:58:57.51 CAP_USER9.net
7月10日投開票の参院選を控え、安全保障関連法に反対し、安倍内閣退陣を求める学生や市民の団体が5日、国会前などで大規模集会を開いた。
集会には4万人以上(主催者発表)が集結。「憲法守れ」「野党は共闘を」と気勢を上げた。
学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん(23)は「失敗したアベノミクスを争点にしようとしているが、3分の2の議席を取り改憲したいというのが安倍首相の本音では」と指摘した。沖縄県で活動する「SEALDs RYUKYU」の元山仁士郎さん(24)は米軍属による女性遺体遺棄事件に触れ、「2度と事件を起こさせないとの思いを持った人を国会に送り出さないといけない」と強調した。
参院選で共闘を図る野党幹部らも駆け付けた。民進党の枝野幸男幹事長は「安倍政治を止められるかどうか、結果を残さないといけない」とスピーチ。日本共産党の山下芳生副委員長は「野党共闘で参院選に勝ち、安倍政権を倒そう」と訴えた。
13歳の娘を連れて参加した埼玉県入間市の大学教員石川まちこさん(42)は「参院選での野党の言い分はまだ分からないが、自民党反対の思いを伝えるために野党を支持したい」と話した。岡山県から母親と来た女子高校生(17)は、参院選では選挙権年齢の18歳に達しないものの、「政治家に任せておけばいいと言う人も多いけど、自分の意見を言わないと」と力を込めた。
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