16/05/18 16:32:09.54 CAP_USER*.net
日本に実在しない中国人名義の銀行口座を不正に開設したとして、兵庫県警組織犯罪対策課と兵庫署は１８日までに、詐欺容疑で中国籍の会社社長、魏友善容疑者（３０）＝東京都江戸川区＝を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
口座は、中長期の在留資格を持つ外国人に交付される身分証明書「在留カード」の偽造品密売事件で、売上金の振込先となっていた。県警は、口座が開設された経緯とともに、背後に中国人のカード密造組織があるとみて実態解明を進める。
捜査関係者によると、今回の偽造カードは「ベテラン捜査員でも一目では偽物と見抜けない」ほど精巧で、在留資格のない来日ベトナム人らを中心に販売されていたという。
魏容疑者の逮捕容疑は２０１４年、偽造された住民票のコピーなどを使って口座を開き、通帳１通を詐取した疑い。住民票に名前のある中国人は日本での居住実態が確認されなかった。容疑を否認しているという。
県警は昨年５月、本物同様にホログラムが張られ、「定住者」と記された偽造在留カードを警察官に示したとして、入管難民法違反容疑でベトナム人の女（３１）＝神戸市長田区＝を逮捕。女に偽造カードを１枚６万円で販売した疑いで、仲介役のベトナム人の男（２３）＝群馬県大泉町＝も逮捕している。
この男は県警の調べに「約２０人のベトナム人に売った。３人に販売すると（密造組織側から）１万円もらえた」などと供述。自宅の捜索で、中国から発送された偽造カード数枚を押収し、売上金の振込先を捜査する中で魏容疑者が開設したとみられる口座が見つかった。
URLﾘﾝｸ(www.kobe-np.co.jp)