16/05/12 13:38:23.94 CAP_USER*.net
米豪との国交断絶に言及したことも
フィリピンでもトランプ現象か。6年に一度のフィリピン大統領選挙で南部ミンダナオ島最大の都市ダバオの市長、
ロドリゴ・ドゥテルテ氏の当選が確実になった。「犯罪者は殺す」といった過激発言の連発で、
米大統領選を席巻するドナルド・トランプ氏に例えられる。
現職のベニグノ・アキノ大統領の下で「東南アジアの奇跡」と称された経済発展を維持できるかどうかは、不透明だ。
「フィリピンのトランプ」と呼ばれる前は「ダーティーハリー」がニックネームだった。
1988年にダバオ市長に就任して以来、徹底した犯罪対策を推し進めてきた。
自前の「処刑団」を組織し、超法規的に殺害した人数は1000人を超すとの説もある。
事実なら法治国家では許されざる行為だが、悪を力でねじ伏せる米映画の主人公にだぶらせるフィリピン有権者も多かっただろう。
父親をマルコス独裁政権下で暗殺されたアキノ大統領は「独裁者を復活させてはならない」と警鐘を鳴らしていたが、本人は意に介さない。
投票を目前にした候補者による討論会でも「大統領になっても法の範囲内で犯罪者を殺害していく」と吠えた。
人権意識には疑問符がつく。レイプ事件の被害者をからかうような発言で物議を醸した。
米国やオーストラリアから抗議されたが、「黙れ。大統領になったら(両国との)関係を断ち切ってもいい」と�