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◆警官の黒人少年射殺、6.7億円で遺族と和解 米クリーブランド市
米中西部オハイオ州クリーブランドで2014年11月、模造銃を手にしていた黒人の少年タミル・ライス君(当時12)が白人警官に撃たれて死亡した事件で、市当局は、600万ドル(約6億7000万円)を支払うことで遺族と和解した。
同州の裁判所が25日、発表した。
裁判所によると、クリーブランド市当局は不正行為があったことを認めていない。
和解の成立には別の裁判所の承認が必要だが、成立すればクリーブランド市当局は事件をめぐる公民権裁判を免れることになる。
米国では、ライス君の事件をはじめ、警官がアフリカ系米国人に暴力を振るう事例が相次ぎ、全米に抗議行動が広がっていた。
写真:米オハイオ州クリーブランドで警官に撃たれて死亡したタミル・ライス君。遺族の弁護士提供(撮影日不明)
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AFP=時事 4月26日(火)9時16分
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