16/04/19 08:54:32.76 CAP_USER*.net
「第二の災害」という言葉をご存じだろうか。
大規模な災害が発生した際、被災地に届けられながら、役に立たないどころか余計な混乱を発生させかねない膨大な救援物資のことである。
熊本地震では連日、被災地の物資不足が報じられているが、物資を選ばなければ逆に“迷惑”を被災地へと送ってしまうことになる。
【中古衣料品】
これまでもっとも被災地を困らせてきた救援物資が中古衣料品である。
消防防災科学センターのホームページによれば、1964年に起きた新潟地震では、
救援物資として全国から送られた中古衣類品が体育館の天井まで届くほど積み上げられ、処理に困ったとある。
被災者も中古衣類品を受け取らないためで、1995年の阪神・淡路大震災でも西宮市が
どうしても使用できない義援物資等を処分するのに、2800万円の費用を投じたとある。
中古衣類品を送ることは被災地を苦しめることにつながりかねない。
【生鮮食品など保存食以外の食品】
被災地ではトラックなどによる輸送が困難となるケースが多く、缶詰、カップ麺など長期保存が可能な食品以外の食料を送ることは適さない。
もちろん保存食でも賞味期限が切れていればNGだ。また冷蔵庫が使えないため冷凍食品も適さない。
【千羽鶴や応援メッセージの書かれた寄せ書き】
千羽鶴や応援メッセージの書かれた寄せ書き類も被災直後には役に立たない。
被害がある程度落ち着いてから送るべきものだろう。もちろんゴミになるような不必要なものを送ることはもってのほかだ。
では必要な救援物資とは何か。
熊本市のホームページに掲載されている必要物資は以下の通り。
・飲料水
・アルファー米(断水のため炊飯ができません)
・カップめんなど保存ができる食料品
・ウェットティッシュ
・おしりふき
・生理用品
・紙おむつ(大人用、子ども用)
・トレットペーパー
・粉ミルク
注意書として「出来る限り、ダンボール1個に1種類で梱包をお願いします」と書かれている。
1つのダンボールに何種類も詰め込むと仕分けに労力を裂かなければならないためだ。
また被災地の人たちの今後の支援を考えれば、最も有効な救援は物資ではなく義援金となる。
日本赤十字社の義援金口座なら、ゆうちょ銀行の窓口から送金すれば手数料なしで
全額を被災都道府県に送ることができる(ATMの場合は振込手数料がかかる)。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
2016/04/18(月) 17:45:23.30
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