16/04/08 13:26:21.88 CAP_USER*.net
衆院TPP特別委員会の西川公也委員長が、TPP交渉の舞台裏を描いた内幕本「TPPの真実」を5月に出版する予定であることが7日、分かった。
民進党の玉木雄一郎衆院議員が、本のゲラを入手したとして、内容の一部に守秘義務違反の可能性があると、安倍晋三首相らを追及。米国の交渉テクニックに触れた部分があるほか、「聖域を見直す」がタイトルの章には
「日本がどう聖域を見直し、譲歩したかが克明に書いてある」と、暴露した。
西川氏は農水族の重鎮。TPP交渉に深く関わったが、本については答えなかった。首相は「交渉内容がすぐ表に出れば、交渉は成立しない。内容は出さない」と明言。本の内容は知らないとしたが、
交渉過程が公になるなら「守秘義務にかかわる」と指摘した。菅義偉官房長官は会見で、「一議員の活動」と述べ、守秘義務違反の資料などは提供していないと述べた。
玉木氏は、政府が野党に提供した資料が、秘密保持を理由にオール黒塗りだったと強調した上で「ゲラには交渉過程そのものの情報がある」と強調。「こんなこと書いて大丈夫かと思う部分もある。
国会に情報を出さず、出版には協力するのは重大な問題。中立公正な委員長が守秘義務違反なら、もちろん辞めてもらう」と追及を強めている。
西川氏の本はネット通販サイトで予約ができたが、玉木氏の質問後は、予約できない。【中山知子】
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衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会は8日午前、安倍晋三首相と関係閣僚らが出席してTPPの承認案と関連法案の質疑を行った。しかし、政府の情報開示姿勢を巡る対立から民進党が途中退席し、審議が中断した。民進党は安倍政権が開示姿勢を改めない限り審議には応じない考えだ。
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安倍晋三首相は7日午後の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、野党が求める交渉経緯の記録開示について「交渉は妥結した結果が全てだ。
結果に至る過程の協議が、すぐ表に出るようなら、外交交渉はそもそも成立しない」と述べ、否定的な考えを強調した。民進党の玉木雄一郎氏への答弁。
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