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収支報告書記載問題、山尾氏「事務上の誤りで既に訂正」
民進党の山尾志桜里政調会長は６日に記者会見し、自身が代表を務める愛知県の民主党支部で、２０１２年に約４２９万円ものガソリン代を事務所経費として支出していたことを明らかにした。当時の公設秘書が不正請求した疑いが強いと説明した。秘書は既に退職し、今後、事実関係の確認などについて弁護士と相談するという。
一方、自身の資金管理団体「桜友会」に政治資金規正法が制限する１０００万円を超す個人寄付などを収支報告書に記載していた問題について、山尾氏は「事務上の誤りで既に訂正した。今後手違いが起きないよう事務体制を整えたい」とした。進退については「事務所運営について指摘を受け、私の監督が至らず申し訳なく思っている。国会議員として、政調会長として国民の期待に応えられるように精いっぱい努力していく」と述べた。
一方、民進党の岡田克也代表は同日、埼玉県越谷市で記者団の取材に応じ、山尾氏の問題について「国民に分かりやすい説明をしてほしい」と語った。【山崎征克、木村健二】
毎日新聞2016年4月6日 23時50分（最終更新 4月7日 00時40分）
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