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3月31日(木)13時39分配信
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福島県は３０日、東京電力福島第一原発事故で釣りや漁の自粛を求めていた金山町の沼沢湖特産のヒメマスが、
食品衛生法で定める放射性セシウムの基準値を安定的に下回ったとして、自粛要請を取り下げたと発表した。
平成２４年４月１日の自粛要請以来、約４年ぶりに釣りや漁が可能になる。沼沢漁業協同組合が漁の再開時期を検討するという。
ヒメマスは県内では沼沢湖だけに生息し、釣り客にも人気がある。原発事故後、基準値（１キロ当たり１００ベクレル）を超える個体も見られたが、２６年８月以降は基準値超えが出ていない。
ヒメマスは国の出荷制限の対象にはなっていなかった。漁期は４月から９月。
福島民報社