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玄海原発、事故対応拠点を免震から耐震に変更
2016年04月02日 10時13分
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の緊急時の事故対応拠点について、
九電が免震重要棟ではなく、耐震構造で検討する方針を地元に伝えたことがわかった。
玄海原発は再稼働に向けた安全審査が行われており、九電は来月にも原子力
規制委員会に説明する予定。川内せんだい原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)に
続く方針転換で、規制委の判断が注目される。
九電は2013年、玄海原発の安全審査を申請。その際、免震重要棟を建設し、
事故対応拠点を置くと明記していた。関係者によると、九電は今年1月、地元に
「免震重要棟については白紙の状態」と説明。3月になって「免震よりも耐震の方が
建設実績があり、安全性も高い」などとして、地元に耐震で検討を進める方針を
伝えたという。