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【ワシントン時事】訪米中の安倍晋三首相は３１日午後（日本時間１日未明）、韓国の朴槿恵大統領と会談し、慰安婦問題をめぐる昨年末の日韓合意を着実に履行することを確認した。日韓合意後、両首脳による会談は初めて。
両首脳は日韓関係の一層の改善でも一致。首相は「今後も首脳会談をできる限り頻繁に開催し、日韓関係のさらなる前進に向けて努力したい」と述べ、大統領も同様の考えを示した。
日韓合意は、元慰安婦支援のため韓国政府が財団を設立、日本政府が１０億円程度を拠出することに加え、在ソウル日本大使館前の慰安婦問題を象徴する少女像撤去に韓国政府が努力するなどの内容。これに対して韓国世論の反発が強いことなどから、実現が遅れている。
これに関し、首相は会談で「両国内でさまざまな問題を抱えているが、リーダーシップを持って日韓合意を着実に実施したい」と強調。大統領も同意した。
・握手する安倍晋三首相（右）と朴槿恵韓国大統領（左）。中央はオバマ米大統領＝３１日、ワシントン（ＡＦＰ＝時事）
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時事通信 （2016/04/01-07:13）
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