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沖縄は高い? GWの県内ホテル、前年比で予約率半減
2016年4月1日 06:02URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)
5月の大型連休のゴールデンウイーク(GW)の沖縄県内ホテルの予約率が低迷して
いる。関係者によると主要ホテル23社への聞き取りで、3月時点で、GWピークを
迎える5月3、4日の予約率が5割台にとどまり、前年に比べ約半数まで落ち込んで
いる。航空座席の予約率も一部では前年比7割台で推移、国内観光客数の減少傾向
もみられ、ホテル関係者の間では危機感が広がっている。宿泊単価が上昇傾向に
ある県内ホテルに対し、国内観光客から「沖縄は高い」とのイメージが広がり始めている
という。北海道新幹線開通などで国内の観光地との競争が激化し、相対的な魅力低下
による国内客離れが懸念されている。
GWのピークと見込む5月3、4日の平均予約率はリゾートホテルが5割台、
シティーホテルが6割台となっている。中には3割台のホテルもある。前年同期の
予約率は10割を超え、一部では予約数が実際の客室数を上回るオーバーブッキンも
発生していた。
ツアー客などが集まらない状況も生じている。旅行会社などでは販売価格を2、3度
にわたる引き下げに踏み切ったが、予約率回復の兆しは見えないという。ホテル関係者
は「複数回の値下げは異例の対応」との見方を示し、「昨年との落差に業界全体が
危機感を感じている」と焦りを隠せない。
低迷している背景には、好調な外国人観光客に支えられ宿泊単価を上げてきた
ホテルに対し、国内旅行者との間で価格のミスマッチが生じ「沖縄離れ」が生じている。
国内テーマパークの新アトラクション開業や国内旅行需要の低下などで沖縄への
客足が遠のいているとみられる。(政経部・久高愛)