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浜岡原発の防潮壁が完成 中部電、着工から4年4カ月
2016/3/31 11:26
URLリンク(www.nikkei.com)
中部電力が津波対策のために浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)で進めていた
防潮壁の工事が完了し31日、報道陣に公開された。高さは海抜22メートル、長さは
1.6キロメートルに及ぶ。昨年12月に壁部分が完成し、壁の両端からの浸水を防ぐ
盛り土工事がこのほど終わった。2011年11月の着工以来、約4年4カ月で完成に
こぎ着けた。
浜岡原発は東日本大震災後の11年5月、菅直人首相(当時)の要請を受けて稼働中
だった4、5号機を停止した。津波対策のため同年7月に防潮壁の設置を決定。
当初計画では高さは海抜18メートルだった。その後、国が南海トラフ巨大地震で
浜岡原発を最大19メートルの津波が襲うとの試算を公表したため、4メートルかさ上げ
した。
中部電は防潮壁を含めた浜岡原発の安全対策に約4000億円に上る投資を行う計画。
現在、再稼働を目指して3、4号機の新規制基準に基づく適合性審査を原子力規制
委員会に申請している。4号機は今年9月、3号機は17年9月に安全対策を終える
予定だ。