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伊賀市の岡本栄市長は3月30日、手紙などに押印される消印の郵便局名が変更されたことに対し、日本郵便東海支社の担当者らに従来通りの消印に戻すよう要望した。市内で投函された郵便物の消印は今月12日以降、上野郵便局の「上野」から「四日市西」（四日市市）となっている。【消印の郵便局名について変更の見直しを要望する岡本市長(奥)＝伊賀市役所で】
同社によると、郵便・物流ネットワーク再編の一環として機械処理率を高めて生産性を向上させるのが目的。集配業務を行う県内16か所の郵便局で、四日市西と四日市、津中央を除く上野や名張、桑名、東員、鈴鹿、松阪、伊勢、鳥羽、白子、亀山、大台、尾鷲、熊野の計13局は消印を「四日市西」に順次変更していくという。
岡本市長は同社の効率化や合理化に理解を示しつつ、消印の変更には「大変落胆した。地方創生では地域の認知向上が第一。我々の努力が水の泡になってしまう」と主張。「前向きな返事を近いうちに頂きたい」と元通りの消印に見直すよう求めた。
上野郵便局の竹内真司局長は窓口で申し出があれば、従来と同じ消印を押印すると説明。同東海支社郵便・物流オペレーション部の大竹出部長は「要望を伺ったので、本社と相談した上で検討したい」と話した。
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YOU (2016年3月30日 17:22)
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