16/03/16 22:36:09.57 CAP_USER*.net
3月16日 21時46分
東京電力はことしの春闘で、福島第一原子力発電所の事故のあと続けてきた社員の給与の削減について、人材のこれ以上の流出に歯止めをかけたいなどとして、今の１０％カットを来月から５％のカットに緩和することで妥結しました。
東京電力は、一般職の社員の給与について、福島第一原発の事故の直後の平成２３年６月から年収ベースで２０％カットし、その後、徐々に緩和しながら今年度は１０％カットしています。
東京電力の労働組合は、社員の士気が下がるおそれがあるなどとしてことしの春闘では５．５％のカットに緩和するよう要求し、労使で交渉を続けてきました。その結果、経営側は、組合側の要求を上回る５％のカットに緩和する方針を示し、交渉は１６日妥結しました。
これについて東京電力は、原発事故後のおよそ５年間で退職者がおよそ３４００人に上り、これ以上の人材の流出に歯止めを掛けたいことや、今年度のコスト削減が計画したおよそ３５００億円を上回る見通しになったことが主な理由だとしています。
東京電力によりますと、今回の給与削減の緩和によって平成２８年度の一般職の社員の年収は平均で２０万円程度増えるということです。
引用元：URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)