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宮崎知子死刑囚が4回目の再審請求
2016/02/25 11:01 現在
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1980年に富山と長野で起きた連続誘拐殺人事件で、死刑が確定している宮崎知子
死刑囚(70)が、4回目の再審請求をしていたことが分かりました。
身代金目的誘拐や殺人罪で死刑が確定し、現在、名古屋拘置所に収監中の
宮崎死刑囚の弁護人によりますと、4回目の再審請求は今月18日付で、宮崎死刑囚
自らが申し立てを行ったということです。
宮崎死刑囚は、3回目の再審請求の棄却を不服として最高裁に特別抗告して
いましたが、最高裁は今月17日付けで抗告棄却の決定を下しました。
面会した弁護人によりますと宮崎死刑囚は、棄却を予期していたようで、落ち着いた
様子でたんたんと打ち合わせに応じたということです。
近く再審の理由を提出しますが、弁護人によるとあらためて共謀関係について
主張することになるということです。
この事件は、1980年、旧八尾町の女子高校生と長野市の女性会社員の2人が
相次いで誘拐され殺害されたものです。
宮崎死刑囚と知人男性が共犯として逮捕されましたが、富山地裁が「単独犯」として
宮崎死刑囚に死刑を言い渡し、1998年、最高裁で死刑判決が確定しました。
それ以降、これまでに3回、再審請求をしましたが、いずれも棄却されました。