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2016年2月18日、AFP通信は、日本の議員がオバマ米大統領について
「奴隷の血を引く」「奴隷」などと発言し、国内で批判を浴びていると報じた。
自民党の丸山和也参院議員は17日の参院憲法審査会で、オバマ大統領について
「黒人の血を引く」「奴隷」などと発言した。丸山氏の発言は、200年以上前の米国では考えられない
変革を遂げた米国社会のダイナミズムを称えたものだったが、人種差別ととられかねない発言だとして、
野党から強い批判を浴びている。オバマ大統領の父親は学生時代に米国にケニヤ人の父親と、
米カンザス州出身の白人女性の母親の間に生まれており、奴隷の子孫ではない。
丸山氏は18日、発言の責任を取り、参院憲法審査会の委員を辞任した。
この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。
「政治的正しさは、手に負えないような状態になっている。彼が言っていることは、
米国が奴隷制の時代から長い道のりを経て今に至ったということだよ」
「発言に悪意があったとは思わない。かつて黒人は白人とは同じ水も飲めなかった
米国の大統領に黒人が選ばれるまでの劇的な変革を遂げたということを語っただけだ」
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