16/02/17 12:09:24.98 CAP_USER*.net
京都市南区の食肉加工会社「都ジャパン」が九州産の若鶏（ブロイラー）を
鳥取産の銘柄鶏「大山（だいせん）都どり」と偽って取引先に販売していたことが１７日、同社関係者への取材で分かった。
社長が既に偽装について自首したのを受け、京都府警が不正競争防止法違反容疑で捜査している。
同社社員によると、恒常的に偽装が行われていたとみられ、同社のモラルが厳しく問われそうだ。
同社の３０代の男性社員によると、同社は同じ敷地内にある関連会社の加工場で、
作業員がブロイラーを「大山都どり」と表示されたビニール袋に詰め替え、京都府内の小売店などに出荷していた。
偽装は社員が入社した２０１４年１２月ごろから既に行われており、
社員は「周りで働く人の話では少なくとも７、８年前から偽装していたようだ」と話す。
関係者によると、鶏もも肉１キロあたりの相場は、ブロイラーが通常約６００〜７００円、大山都どりは約８５０〜９００円で、
偽装により利ざやを稼いでいたとみられる。
府警は社長らから事情を聴き、既に関係先を家宅捜索。
産地偽装に至った動機や規模などを調べる。
都ジャパンは０１年５月設立。
京都、大阪、滋賀などの大手食肉小売店やスーパー数百店に鶏肉を販売している。
久後（くご）勝巳社長（５０）は１７日に記者会見。
年間８万キロの鶏肉を偽装していたことを認め「消費者、関係者に多大なご迷惑をおかけし、おわびする」と謝罪。
近く経営陣が辞任し、会社を廃業するという。
以下ソース：毎日新聞 2016年2月17日 11時45分（最終更新 2月17日 11時59分）
URLﾘﾝｸ(mainichi.jp)