16/02/16 23:36:01.74 CAP_USER*.net
派遣会社が派遣社員を募集する際に提示する時給が一段と上昇した。
求人情報大手のリクルートジョブズが15日まとめた1月の平均時給は1626円と、前年同月に比べ4.0%上がった。
企業からの派遣要請は多いが、雇用環境の改善で派遣社員の確保が追いつかない。
時給上昇を受けて派遣先企業に対し、料金引き上げを打診する派遣会社も増えている。
職種別ではウェブデザイナーなど専門職が5.4%、システムエンジニアなどIT(情報技術)・技術職が3.1%上昇した。
企業がホームページの多言語対応を進めているほか、ゲーム業界では海外展開を前提にした開発も旺盛で、英語が必要な業務も出ている。
募集規模の大きい事務職は1.0%、営業・販売・サービス職は3.0%、それぞれ上がった。
百貨店で英語や中国語で接客できる人材の求人が増えている。通訳・翻訳の募集も多い。
派遣先の企業が派遣会社に支払う派遣料金は春をメドに引き上げ交渉が進んでいる。
ある派遣会社は「人材難のなか営業担当は交渉しやすくなった」と話す。1時間あたり50~100円の値上げを打診しているという。
景気の先行き不透明感が出ているものの「時給はしばらく高水準を保つだろう」(エン・ジャパン)との見方が多い。
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