16/02/15 01:17:05.36 CAP_USER*.net
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すさまじい勢いで円高が進んでいる。11日のロンドン外為市場では一時、約1年3カ月ぶりに1ドル=110円台まで急伸。
米FRB(連邦準備制度理事会)のイエレン議長が3月のFOMC(連邦公開市場委員会)での追加利上げ見送り
発言をしたことや、原油安を材料に日本株売り圧力がますます強まっている。
日経平均株価は暴落の一途で12日、1年4カ月ぶりに節目の1万5000円を下回り、日銀が2014年10月に
“黒田バズーカ2”を宣言する以前の水準まで戻ってしまった。
これでは約135兆円の年金資産をマーケットに突っ込んでいるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
の含み損は膨らむ一方だ。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「海外投資家の動きが逆回転を始めたので、平均株価は底値が見えません。1万4000円台で踏みとどまれるかどうか。
彼らは為替ヘッジのために株と円をセットで売買している。これまでは日本株を買うごとに円を売っていましたが、
アベノミクスに見切りをつけて株売り円買いにシフトしています。この3年間、日米の金利差以上に円が売られて
異常な円安に振れていた分、膨大な円の買い戻しが広がる可能性がある。100円の大台突破も考えられる。
リーマン・ショックを思い出させる疑心暗鬼が市場に広がり、信用不安による金融危機が迫っている予感すらします」
年末の大納会で1万9033円71銭をつけた平均株価は年明けからつるべ落としで、2割も下落した。
国債35%、国内株25%、外債15%、海外株25%でポートフォリオを組むGPIFの資産はボロボロだ
。約7・9兆円のロスを出した昨年7~9月期のダメージじゃ済まされない。
金融評論家の近藤駿介氏(アナザーステージCEO)はこう試算する。
「10日の終値ベース(1万5713円)で、GPIFは大納会から9・4兆円の損失を出している可能性があります。
1ドル=100円まで円高が進み、日経平均が1万4000円に下げれば15・7兆円のマイナスに、
1万3000円まで下落すれば17・4兆円の含み損を抱えることになりかねない」
世界市場の時価総額が最高だった昨年5月末と比べ、東証から約130兆円が消えている。
大和総研の試算では東証1部の時価総額が130兆円減ると、家計消費約5000億円を押し下げるという。
日常生活も年金もメチャメチャだ。
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